ハナウマ湾

ハナウマ湾満喫コース−旅行会社の無料ツアーは考えもの!

ハナウマ湾

無料ツアーでシュノーケル

ハナウマ湾満喫コースは、旅行会社の無料ツアーから二つ選べるのでハナウマ湾を選んだ。ハナウマ湾のシュノーケルは最高だが、無料ツアーは非常に不親切。ハナウマ湾でゆっくり遊ぶ時間もないし、子供連れだったら無料ツアーに参加するのはやめた方が無難。参加するなら海で遊べる時間をしっかり確かめてからの方がいいですよ。

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旅行会社の無料のツアーに参加する時は、目的地にいられる時間を確かめてから行くべし


アロ〜ハ〜

ハワイ3日目、7月2日のスケジュールは、旅行会社の無料ツアー「ハナウマ湾満喫コース」。

     

ハナウマ湾は、名高いシュノーケルスポット。

ここでシュノーケルをするのは僕は2度目、妻は3度目です。

ワイキキのホテル前から送迎用のツアーバスで30〜40分くらいと近い。

ただし、ハナウマ湾の入り口での注意ビデオを見せられるので、海辺に出るまで最短でも1時間30分はかかる。

これは、個人ツアーの有料ツアーの話。

旅行会社の無料ツアーは、距離はなくても、途中で車の乗り換え2回や、事務所内でのシュノーケルセットなどのレンタル、説明など、更に時間がかかる。

それでも、大型バスから中間乗り換えでは、憧れのリムジンタクシーに乗ることが出来たのはラッキー!

     

「ハナウマ湾満喫コース」といっても、旅行会社の無料ツアーにはがっかりする。

余りにもハナウマ湾を楽しむ時間が足りない。

旅行会社のスタッフから、時間配分の説明がないから、始めて参加した人はほとんどシュノーケルセットやゴザをレンタルしている。

ハナウマ湾への入場料の説明もないから、入り口に隣接しているチケット売り場に到着して慌てて財布から小銭を出している。

このコースに申し込んでいた人達は、10時半にハナウマ湾入り口迄たどりつけるが、必ず自然保護のビデオを見なければ入場出来ない。

これが終了するのが11時半。

時間延長の申し込みしなかった人たちは、午後12時半には、帰りの車がくる駐車場まで戻らなければならない。

ハナウマ湾の実情を知らずに申し込んだ人は、海岸にいる時間は30分くらいしかない。

リムジンに同乗した3人組の若い女性達は、夕方からの別のツアーに申し込んでいるといっていた。

ハナウマ湾にいる魚たちなどの英語の生態ビデオなど見せられるとは思っていなかったし、そこからまたビーチまで150mほど坂道下っていかなければならないことを知らなかったようだ。

海まで降りていく道は、一本しかないのかな?

     

僕ら夫婦と幼児二人を連れたファミリーは、リピーターだったので、ツアーの延長を申し込んだ。

つまり帰りの時間が午後1時半ではなく、3時15分の最終送迎車に乗れるように時間延長したのだ。

もちろん延長料金がかかるが、たいした金額ではない。

若い3人組の女性達は怒っていた。

「旅行会社は、事前にきちんとハナウマ湾ツアーの内容を説明すべきだ!戻ったら苦情を言わなくちゃ!」

それでもレンタルのシュノーケルセットとゴザを抱えてビーチに走るように降りていった。

我々がハナウマ湾のビーチに上下の連絡バスで到着した時には、ビーチのどこにいったのか、姿も見えない。


ハナウマ湾のビーチには日陰になるような場所があまりない。

椰子の木が少しはあるが、早いもの勝ちなので、11時過ぎに到着しても日陰の場所など空いているはずがない。

我が夫婦は、前回シュノーケルした場所とは反対側の手前側(左側)の少しでも日陰になりそうな場所を探した。

    

山際の少し凹んだ部分にアメリカ人の屈強な若者二人が大きなヤシのような葉同士を結んで日陰を作って寝そべっていた。

我がシルバー夫婦は、そこに目をつけた。

「アワー シットダン オッケー。ツギャザー オッケー?」

「オッケー〜、」と自分たちの居場所をずらしてくれた。

ずうずうしく言ってみるもんだね。

この日陰の下に、持参のシートを敷いた。

「ユアー、ネービー、マリーン?」と聞くと、「ウイ アー エアーフォース」だって。

彼らは、ヨコスカとアツギから来たといっていた。

俺は、ヨコハマだよ!等と話が弾む。

お互いろくに英語と日本語がしゃべれないから、いい加減な会話だが、充分意思疎通は出来た。


     

我々はシュノーケルと足ひれをつけて海中の滑り込んだ。

妻だけ、安全のためのライフジャケットをつけているが、僕は浅いからつけなかった。

ライフジャケットの変わりに、薄手のラッシュガードを着ているから、サンゴに胸あたりをこすっても、傷が付かない。

周りを見渡しても、ライフジャケットを付けている人は少ない。

僕と同じくらいの年齢の人たちは、ほとんど水着を着てない。

潮風に当たりながら、ハワイ屈指の景色を眺めているだけで満足なのかも知れない。

僕にいわせれば、こんな美しい海に入らないなんてもったいない!

     

ハナウマ湾のビーチ際は、珊瑚礁に囲まれているので波はほとんどない。

それでも、僕らがシュノーケルした場所には、”海流に注意”の看板が立っていた。

ビーチの端は、多少潮流があるのかも知れませんが、知りません。

     

湾の端のあたりは、流れがあるのだろうが、僕には感じられなかった。

すぐ手が届きそうなところに珊瑚礁があり、波打ち際から20mも進むと魚がたくさん見られる。

海水はすんでいるので、立っていても足下に泳いでいるのが見られる。

     

海中のところどころに、砂地の広場があるので、立ち止まってはあたりを確認する。

妻は、近くにいたはずなのだが、シュノーケルをしたままなので、すぐに違う方向に行ってしまう。

足が立たないと怖いのだが、珊瑚礁が手で触れられるほど近くにあるので安心できるようだ。

     

時々大きな魚が目の前に泳いでくる。小魚を数匹引き連れて泳いでいる。

ハナウマ湾を紹介している本では、海亀や鮫も来るという。

僕は、海亀が泳いでいないか時々確認したが、見つからなかった。

     

     

     

珍しいピンクの珊瑚を見つけた。サンゴではないのかも知れません…

     

     

シュノーケルをしていると30〜40分はすぐに経ってしまう。

身体も冷えるので、途中で2回上陸した。

上陸すれば、空軍の若い兵士と話す。

お互いとんちんかんなことを言っているのだが、気にしない。

彼らは、長い時間海に入っては、クール・クールと言いながら、鳥肌状態で上がってくる。

われわれも、身体が温まるまで日向にいるが、身体が暑くなると、彼らが作った木陰で休憩していた。

この木陰はなかなか案配が良い。

濡れたタオルも大きな葉の上に置いておけば、すぐに乾く。

     

サーフボードには、レスキューとかいてありました。でも、それらしき人はいません。

ビーチには、身体を焼いている人もかなりいるが、ほとんど日本語が聞こえてこないのはいい。海外旅行はこうじゃなくてはいけない。

僕らの居場所は、海から離れた奥座敷?

珊瑚礁にぶつかり、白い波となっているあたりを眺めていた。

     

リーフの先の外海にも何人かの人影が見える。シュノーケルの上級者だろう。

あの辺りまで泳いで出れば、相当大きな魚や海亀も見られるかも知れませんが、外海は怖い。


ビーチから駐車場のある上まで坂道をあがるのは、150mくらいしかないが結構疲れる。

そこはよくしたもので、片道2ドルの有料のオープンバスがあるから、若者以外はほとんどこのバスに乗る。

僕はバス乗り場の近くで、銀行カードを拾った。

猫ばばしないで、ちゃんと監視所に届けておきました。

一人2ドルを払ってバスの席に座るが、僕の2倍は体重がありそうな白人の女性が乗り込んできたが、なかなかバスのステップを上れない。

見かねて手を引っ張って引きあげてあげたが、僕の方が、引きずり降ろされそうだった。

こんな身体でも、海中に入れば軽々動き回れるんだろうなと思いながら…重て〜。

駐車場までまた10分くらい歩くが、ここから見るハナウマ湾の景色は抜群だ。

公園になっているので花も多い。

     

     

降りた場所で待っているようにいわれたが、同じような型の車ばかりなので車種で区別が見分けが付かない。

送迎バスの運転手から声がかかるわけではないので、キョロキョロしていた。

運転手の顔を見れば何とか分かりそうだが、似たような顔立ちの運転手ばかりだから、区別が付かない。

これには、やばいと思った。

ツアーの時間延長したためなのか、送迎バスがなかなか来なかった。

妻も運転手の顔をよく覚えていなかったが、同じツアーに参加した一組の亭主が英語がしゃべれたので助かった。

彼らも迎えのバスが見分けがつかないからと、弱っていたが、亭主があちこちのバスの運転手に声をかけていた。

やっと朝と同じ小型バスが見つかった。

その小型バスは、旅行会社の事務所まで。

そこからホテルまでは大型バスに乗り換えることになるが、また事務所で15分も待たされた。

大型バスに乗っても、途中あちこちのホテルに寄り道、乗客を数人ずつ降ろすので、やたらと時間がかかる。

窓から夕日が差し込むので、暑くて暑くて。子供はぐったりしていた。

     

それでも5時前にはホテルに無事帰還しました。

我々は、二度と旅行会社の無料ツアーには参加しないと思います。





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