ハワイ旅行|市内バス

ハワイ旅行の2日目は一般市内バスでシーライフ・パーク

市内バスでシーライフ・パークに行くの巻

ハワイ旅行の2日目の天気は風強く肌寒い。ワイキキビーチで過ごすのは控えて海亀を見る為に市内バスに乗り、ハワイの名高いテーマパーク「シーライフ・パーク」に行くことにした。言葉がわからず不安だが、現地の人が利用する市内バスを利用した。市内バスは閑散とした「シーライフ・パーク」に無事到着し楽しんだ。ちょっと冒険したハワイの小旅行はそれなりの収穫があった。マハロ〜!で市民交流など。
ハワイ旅行 その1

・ハワイ旅行にクロックス・ビーチ・サンダル  ・メタボ腹に似合う水着探し  ・ハワイ旅行の為に英文診断書 

 ・到着日のバスツアー  ・市民バスでシーライフ・パークへ行く   ・土産探しに露天ショッピング

・熱帯魚のハナウマ湾でシュノーケル  ・豪華な人工渚でカヤック体験  ・ワイキキ海岸でウニとウツボと結婚式 

 ・カタマラン・ヨットで外洋クルージング  ・ミドルやシルバー世代のハワイ旅行のおすすめ季節


ハワイ旅行その1 ハワイ旅行その2 ハワイ旅行その3 ハワイ旅行その4 

ハワイ旅行その5
 ハワイ旅行その6



ホノルルの一般バスは一人2ドルぽっきり!「シーライフ・パーク」に行ったこわごわ小旅行

    
    静かな朝方のクヒオ通り。
    ショップ開店の10時過ぎになると人も車も動き出す

アロハ〜!

2日目も朝からどんより天気!


旅行会社に予約した時に旅行期間限定の便利なカードが支給された。

「オリオリ・カード」といって、市内を循環しているオープンカーのようなバスの運転手にそのカードを提示すれば、無料で乗車出来るカードです。

このカードは、指定された場所であれば割引カードとしても活用できる。


オリオリ・カードが使えるバスは、ワイキキ中心部のメーンストリートを5〜10分間隔で走っているので、旅行中は何度も利用しました。

また、このカードでお楽しみツアーや昼食のサービスもある。


到着日の小雨交じりの中での、ドール・パイナップル・パピリオンへ行くバス・ツアーもオリオリ・カードが利用出来る無料ツアーであった。

これ以外のお楽しみコースは、以下の3コースがあった。

☆潮風を感じながら、イルカと出会えるかも知れない3時間のクルーズ船の船旅。

☆ハワイアン・クラフト体験&ダウンタウン(ハワイ州の官庁街)の歴史探訪。

時間が勿体ないので無視。

☆アロハタワーマーケット内のレストランでランチ。

ランチの場合、宿泊先のホテルからわざわざ離れた指定レストランまで食べに行かなければならない。

天気が良くない二日目に大型クルーズ船でイルカ見物という手もあったが、昨年のクルーズ船旅では、退屈だったという妻の言葉でやめた。

オリオリバスの停留所は、宿泊ホテルのすぐ近くの免税店の前から発車しているので便利だった。

乗ってみてわかったのだが、大型ショッピングセンターや有名ホテル前などでは必ず停車する。

また、400〜500m間隔にあるバスストップの看板の所で、人が手を振っていれば停車してくれる。

このオリオリバスは、前から見ると市電のようなタイプでよく目立つのだ。

   
   JCB・ルックルックのオリオリ・バスはなかなか便利

他の旅行会社の専属バスもそれぞれ目立つ色をしている。

バス停には、日本のバス停のように、どこどこ行きとか、時間表など書いてないし、看板も四角のボードがさりげなくぶら下がっていたり、立っていたりするだけなので、慣れないと見落とす。

ひとつのバスストップ看板に公共バスも停車するし、各会社のバスもくる。

オリオリバスはJTB専用なので、バスの横に日本語の行き先が書いてあるので心配なかった。

それより、運転手のほとんどが片言だが日本語をしゃべってくれるので「○○○に行きますか?」と聞けば「大丈夫、さあ乗って!」

10人に一人くらい英語しかしゃべれない運転手がいたが、何となく知っている場所がわかれば、たとえ目的の停留所が行きすぎても、歩いて戻ってもたいした距離でない。

昨晩の食事もオリオリ・カードを使って食事に行った。

始めからホテルのレストランでの充実した食事はしたくなかったし、ハワイの町の空気を吸ってみたかった。

オリオリ・バスで15分も走れば、2流グルメ店が軒を連ねているというアラモアナ・センターショッピング街の1階にある食堂街に行ってみた。

駅ビルのレストラン街の雰囲気で雑然としていて面白かった。

長テーブル席に自分の席を確保するため、僕らの両隣はアジア人、前が白人だった。

いろいろな人種が一堂に集まった雰囲気がある場所だ。

帰りも、もちろんオリオリ・バスだ。


二日目、朝から長袖シャツを着たいような涼しすぎる気温のどんより曇り空。

近所のスーパーに長袖シャツを探しに行ったが、長袖は置いてなかった。

海に入るのがためらわれる気温なので、急遽、ダイアモンドヘッドのだいぶ先、ワイキキから10キロもある「シーライフ・パーク」というマリン・パークに行くことにした。

このシーライフ・パークは、どちらかというと子供には大人気というマリン・パークです。

ウミガメがどっさり見られる池や巨大水槽があり、申し込めば水深5mのサンゴの円柱プールで熱帯魚や亀やエイの餌付けショーもあるようだ。

その他、イルカやペンギンのショーなどもあり大人でも充分楽しめる場所のようです。

小説「白鯨」のモデルとなった捕鯨船の復元も見られるという。


ただ「シーライフ・パーク」に行くには、タクシーで40分か、1時間半の市内循環バスを利用するしかない。

   
   バスの前方に停車する停留所の名前が出るので注視する。
   降りる合図は紐を引っ張るだけ。アナウンスはなし。


1時間半かかっても、一般の循環バスで行くことにした。

簡単な観光パンフ一枚を頼りにバスに乗るのだから、始めから心許ない。

バス乗り場は、なんとか解るが何番のバスに乗ればいいのか?

やって来たバスの運転手に「ジスバス・シーライフ・パーク・ゴー?」

親切な運転者は顔の前で手を振り、「ウイット・ナンバー・ツーツー・アンド・ファイブ・エイト」

22番か58番に乗ればいいと解った。

5台ばかりやり過ごし、NO、22ぼバスがやってきた。

ここでも、「ジスバス・シーライフ・パーク・ゴー?」と一応確認した。

市内バスは、どこに行くにも2ドルなので、細かい計算は不要です。

運転手横のお金入れ?に2ドルずつ入れて、先ずは無事乗車できた。


立ち見客もいるほど込んでいたバスの乗客は、ダイアモンドヘッドの辺りまでにかなり降りてしまった。

ダイアモンド・ヘッド辺りまでいわゆるワイキキ市街地なので、大きなマーケット街や映画館などもあった。

町の住人達は、この先にはあまり用事がないようだ。

ワイキキ海岸を過ぎてまもなく、全米一のビーチといわれる熱帯魚がたくさん見られるハナウマ湾が遠くに見えた。

オアフ島南東の先端にある海水浴場のサンディービーチも見えたが、波が高く、遊泳禁止の赤旗が立っていたので、閑散としている。

ひと山越えた向こう側が目的地ということがわかっているので、のんびりと窓からの景色をしばし楽しんだ。

結局、シーライフ・パークで降りたのは我々夫婦だけだった。

   
       シーライフ・パーク入り口にて

到着時間は12時半。

ここで3時間ほど、賑やかな小学生達とイルカやペンギンのショーを見た。

ショー自体は、はっきりいってたいしたことない。

江ノ島水族館や鴨川シーワールドで見たイルカショーやシャチ達のパフォーマンスショーなどと較べて、規模が数段落ちる。

それでも前方に固まって見ていた子供達は、水を浴びては大喜びの歓声を上げていた。

直径20メートルくらいの円形の水槽で見せるエイの餌付けショーは、エイの小さな口に小魚をくわえさせているところがよく見え興味深かった。

   
   エイの餌付け中の女性インストラクター

   
   二匹のウミガメが熱帯魚たちと一緒に泳いでいる


インストラクターと一緒の頭部分だけ円い潜水具をかぶったお客達が4人で熱帯魚の体験餌付けをやっていたが、見ている人はちっとも面白くない。

水槽がある地下の覗き窓から、地上に出て行くと、おみやげ屋とウミガメの池だ。

   
   甲羅の長さは約1mもある海亀の池


葉っぱばかりのカメの餌も売っていた。

幼児が手に持ち、大きな海亀に葉っぱを差し出したり、投げたりとエサをやっていたが、亀たちは競ってバリバリかみ砕いていた。

ウミガメの口は見事な歯が並んでおり、間近で見ると怖い。

日本なら安全を考えて母親は絶対に幼児にエサを渡さないだろう。

今にも食いつかれそうで見ていてハラハラするが、アメリカ人の母親は平気な顔して我が子とカメにカメラを向けていた。

我々は、近頃カメに夢中の長女の為に、土産ショプでカメグッズ探しだ。

今日も昼飯抜きだが、あまり腹は空かない。

ホテル1階の「アイホップ」の朝食があまりにもボリュームがあり、食傷気味ということもあるが・・・

   
   チーズ包みの魚と野菜サンド朝食はボリュームあり過ぎ


到着時間が遅かった為もあり、アシカのショーは見られなかったが、ペンギンにエサをやっている訓練生を見ていて面白かった。

先輩の女性の手からはエサの魚を貰うが、訓練生がいくらエサを差し出してもペンギンたちは無視していた。

   
   ペンギンの餌付けと訓練生(左)


帰りのバスを待つ時間、人なつこい陽に焼けた白人の案内所のオジサンが2人、大きな看板の前で白人2人連れの若い男女観光客の写真を撮ってやっていた。

僕らにも、撮ってやると言うのでお願いした。

1人がカメラを構え、1人が空気で膨らませたイルカを僕らの頭上に投げるタイミングに合わせ、シャッターを押してくれた。

デジカメで撮影したショットをその場で見ると、これがバッチリ決まっている。

2人のおじさんもこれを見て、やったヤッタ!と大笑い。

    
    シーライフ・パークの看板前で−飛びイルカのサービス


{マハロ〜!と感謝の言葉のついでに、オリオリカードを見せて「ジス・カード、バスOK〜!]と目の前に差し出して見せた。

「ノー、ノー、ジャストモーメント」

間違ってやって来た観光客と勘違いしてくれたようで、案内所から無料カードを2枚持ってきてくれた。

またまた「サンキュ−、マハロ〜、ありがと〜」である。

オジサンも「マハロ〜、ありがと〜」であった。

この感謝のことば、「マハロ〜」は、どの場面でも連発したが、返事は「マハロ〜、サンキュー、ありがとう〜」のどれかが必ず返ってきた。

帰りのバスは、町に入ってからは、ショッピングセンター巡りみたいなもので、住人達が続々入れ替わって乗り降りしていた。

その度ごとに、カードを見せていたのは、定期券なのかも知れない。

大型ショッピングセンターを過ぎると、バスはワイキキの賑やかな通りを走る。

市内バスは海岸沿いの観光街の裏の道にも入って行くので、どこを通っているのか不安を感じる。

時々、見覚えのある階上が回転タワー型になっているホテルが見えたので、まあ迷子になることはあるまいと高をくくってはいるが・・・・

ワイキキエリアは、通りの名前さえ覚えていれば、どこで降りてもたいした距離がないから、降りる場所を間違えてもそんな心配することもない。

バス停の名前を英語で言っているのがキチンと聞き取れないが、ワイキキエリアでは迷子にならないだろうと思う。

慣れれば、2ドルを払っての市民バスであちこち見て歩くのも面白いかも知れません。

この二日間で、「アロハ〜」と「マハロ〜」という挨拶語をかければ、ハワイの人たちは、みんな親切で、人なつこい人達という印象を持ちました。

夕方にホテル近くで下車、無事帰還できました。

今晩のディナーはどこで食べようかな?と余裕の夫婦でありました。


それでは、今日もマハロ〜!




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