ハワイ旅行|ハナウマ湾

ハワイの名所・熱帯魚が泳ぐハナウマ湾でシュノーケル

ハナウマ湾でシュノーケルと熱帯魚の巻

熱帯魚が泳ぐハナウマ・ベイでシュノーケルをやることは今回のハワイ旅行のメーンイベント。全米一といわれる珊瑚礁に囲まれたハナウマ湾で熱帯魚を撮影。海中の熱帯魚を見るならシュノーケルセット持参かレンタルすべし。眼下に広がるハナウマ湾への上り下りには、片道2ドルのシャトルバスを利用する方が無難。
ハワイ旅行 その1

・ハワイ旅行にクロックス・ビーチ・サンダル ・メタボ腹に似合う水着探し ・ハワイ旅行の為に英文診断書

 ・到着日のバスツアー ・市民バスでシーライフ・パークへ行く ・土産探しに露天ショッピング

  ・熱帯魚のハナウマ湾でシュノーケル ・豪華な人工渚でカヤック体験 ・ワイキキ海岸でウニとウツボと結婚式
  
・カタマラン・ヨットで外洋クルージング
   ・ミドルやシルバー世代のハワイ旅行のおすすめ季節

ハワイ旅行その1 ハワイ旅行その2 ハワイ旅行その3 ハワイ旅行その4 

ハワイ旅行その5
 ハワイ旅行その6



ハナウマ湾のシュノーケル。泳ぎに自信なくても怖くない。
   
   ハナウマ湾の駐車場から見た全景はまさに「ブルーハワイ」の舞台

全米一のハナウマ湾は、
エルビス・プレスリー主演の映画「ブルー・ハワイ」の舞台でおなじみ。
年間100万人以上の観光客が訪れるそうです。

青く澄み切った海には、400種以上の魚達が遊んでいるのが目の前で見られるハナウマ・ベイ。

観光ガイド雑誌には、以上のような案内文と共に上空から見た湾全体の写真と海中写真が掲載されている。

僕は、ホノルルに着いてからも何度もこのページを見ては早く行きたいと考えていた。


3日目は、早朝から明るい青空、やっとハワイ日和。

前日JCBの現地事務所にツアーを申し込んでおいた9時20分ちょうどホテル前の玄関前で待っていた。

1回目のツアー予約の6時半にしたかったのだが、前日までの天気を思い憚って、夜まで申し込んでなかったものだから、第2便の9時半になってしまった。

送迎用の大型バンには、すでに定員の8人が乗っていた。

日本では考えられないが、定員オーバーの11人になっても、運転手は、「詰めて詰めて」と意に介さない。

幼児連れの息子夫婦と来ていた後ろの親父さんは、「前に来た時はこんなじゃなかった。帰ったら旅行会社に絶対クレームを付ける!」と息巻いていた。

おまけに30分後、ハナウマ湾の入り口道路上で「車をチェンジするから、みんな降りて!」と片言日本語の運転手。

許可を貰ってない車は、ハナウマ湾の駐車場に入れない。

嫁さんは、「昨年は乗り換えなんかなかった。駐車場の中まで行ったのに」

炎天下で5分ほど待つうち、交代のバンタクシーに乗り込んであっと言う間に到着。

運転手から下車時に前日申し込んでおいたシュノーケルセットと足ひれとライフジャケットを受け取った。

帰りもこの送迎バンに乗せて貰う予約になっている。

最終の午後3時10分に同じ所にもどるよう念を押された。

間に合わなければ、自分でバスか車を探して帰るしかないようだ。

私物は、極力持ち込まないようにする方がなにかと安全だからと、ペットボトルの水とタオルと25ドルの現金、それにホテル出入りの為のカードだけを持ってきた。

駐車場の一角から、観光ガイドと同じ、上の写真の眺望がありました。

オアフ島、いえハワイの超人気スポットのハナウマ湾は、展望駐車場からはるかに下にあり、坂道を上り下りの人たちもよく見える。

   
   入り口近くにあった熱帯魚のオブジェ

ハナウマ湾のビーチエリアに入場する人は、全員、10分ほどの自然保護マナーのビデオを見なければならない。

このビデをを見る為に、待つのが規則となっており、入場チッケットの色で区分けされている。

立ったまま見るミニシアター館の入り口まで炎天下で待つか、それとも隣接している無料の展示室を見学するか選ぶのは自由です。

早く入場したいほとんどの人たちは、炎天下の下り階段につめかけている。

英語のビデオでは、画像と共に英語で禁止事項を言っているがちんぷんかんぷん。

これが終われば、ビーチに降りていける。


実は、2〜300m程眼下の真っ白(実際は多少黄色っぽい)なビーチへのシャトルバスがあり、片道1ドル払えば楽が出来る。

始めてきた人は、このことを知らない人が多いと見え、結構きつい坂道を玉の汗をかいて上り下りしている。

下りはともかく、パラソルなど荷物一式持って坂道をとぼとぼ登ることを考えたら、1ドルは高いとは思えないが・・・・

僕らは、もちろん1ドルずつ払ってシャトルバスです。

ビーチには、思い思いのパラソルが立ち、椰子の木陰では寝そべって海を眺めている人が多い。

波が寄せるビーチに近いヤシの木陰にいる人たちは、早朝から来ている人?

僕らのように11時頃ビーチに降りて来た人は、少しでも居心地のいい場所を探すしかないのだ。

この時間ではレンタルのパラソルも浮き輪も借りることが出来ない。


昨年の妻と娘は、坂道を降りた入り口近くの珊瑚礁に囲まれた最も穏やかな場所で熱帯魚達を見たと言っていた。

今回は、直接外海から海水が流れ込む中央部辺りを目指して少し歩くことにした。

多少人の姿も少なく見えるし、多少流れがあるところの方が魚が多くいるはずという考えからです。

5分ほど通路を歩くと、運良く、椰子の木陰に休憩場所を確保出来た。

このハナウマ湾には監視所以外、レンタルパラソルや飲料水を売っているショップが1〜2軒とトイレが2〜3個所くらいしか見あたらない。

ハワイ州も環境悪化を懸念しており、来場者は日焼け止めやサンオイルも油性のものは極力控えなければいけないことになっている。


ハワイに来てからちょっと驚いたのだが、僕うあ妻が昔から使っている手で塗り込める日焼け止めやサンオイルをビーチで使っている人をまるで見かけない。

周りの外人さんたちは、皆んなスプレー式のものを使っている。

身体にも顔にもシュッシュ・シュッシュ!!!

スプレー式日焼け止めだとムラなく肌に付着するはず、手も汚れないので、これは具合が良さそうだ!

日本に帰ったら、あらためて探してみようと思う。


妻だけライフジャケットを着けたが、慣れないのでサイズを調整するのに手間取った。

    

3日目にして初めて入るハワイの海は、意外と水温が低く、冷たく感じる。

波打ち際で足ひれを付けたが、何とも歩きづらい。

僕は後ろ向きで歩いたが、妻はそのまま前に進もうとするので苦労している。

波打ち際から5mも進むと足元に小魚が泳いでいるのが見えるものだから、早速シュノーケルと足ひれを利用することにした。

海底に手が着かなくなるまで手歩き泳ぎだ。

少し深場、といっても遠浅のビーチ、サンゴに群がる熱帯魚!といいたい所だが、期待していたきれいな熱帯魚がほとんどいない。

それでもポチらポチら手が届きそうな所に魚が泳いでいるので、魚を見かけるたびに追いかけるように水中カメラで撮影した。

   

    

   

   

   

   

プールでは僕より達者に泳いでいるくせに、足がつかない海だと怖がっている妻を一人にしておくのは心配だ。

所々に岩場が切れ、ぽっかり空いた白砂の平坦な場所がある。

海水の流れがあるので、妻とあまり離れないように、時々この白砂場で立っては、妻の姿を確認する。

妻もシュノーケルを付けて海中を見ているが、足ひれを煽り過ぎている。

あれでは近くに泳いで来た魚を驚かし、逃がしてしまうだろう。

魚を見る場合、フィンは、なるべくバタバタしない方がいい。

少し流れがある場所のせいもあり、付近で泳いでいる人はまばらだ。

写真で見る色とりどりの大小の熱帯魚達は、岩場にくっついているエサを探し回っているようにゆったりと泳いでいる。

   

それにしても、色のきれいな形の良いサンゴは、ほとんど見られない。

観光客が増えすぎ、きれいなサンゴは、死滅してしまったのか知れない。

サンゴに絶対触ってはいけないと知っているが、手に届く身体の近くにサンゴの山があると、乗り越える為についつい手で押してしまう。

写真を撮りながら漂っている時、気の荒い魚にいきなり右手の手首の上を噛みつかれた。

その前から、その黄色い熱帯魚は僕の周りをうろうろしていた。

    

   

   

自分の縄張りに紛れ込んできた敵を追い払う仕草なのだろうが、
僕はびっくりして思わず海水を飲んでしまった。

これを機に一度ビーチに戻ることにした。

30分くらい経っている、身体も多少冷えていた。

妻は先に上がっており、椰子の木陰でタオルを顔に掛けて休憩中。

魚に噛みつかれた腕には、1センチ程度の傷があり、血がにじんでいた。


水着のポケットにチャック付きビニール袋に入れていた紙幣やホテルのカードは、海水が入りびしょびしょだった。

いつも持ち歩いているオリオリカードは表裏2枚に剥がれた。

それらを風に飛ばされないように乾かしながら、僕もヤシの木陰でしばしの休憩。

海中で熱帯魚に夢中になっていると、時間を忘れる。

ついついビーチに戻る機会を失い、疲労だけが溜まるのは避けたい。

持参の水を飲みながら、持参したパンをかじって昼食替わり。

ビーチのトイレの便器は高低2種あったが、僕はなんとなく背伸びをして高い方を使った。

公衆トイレでも水洗だし、思ったよりきれいだった。



前の晩、案内所でハナウマ湾内の熱帯魚は、10年前と較べて半減した。

ウミガメもいないし、魚の種類もかなり減っているのでがっかりしないで下さいと聞いた。

11時から3時間余りのビーチ滞在時間で、合計3回シュノーケリングした。

今回見た浅い湾内の印象では、日本の近海では想像出来ないくらい、豊富な熱帯魚が見られた。

ボンベを背負ったインストラクターのダイバーと一緒に本格的にウオッチングすれば、きっと多くの魚と出会えることだろうと思います。

ハナウマ湾の海水は、それほど澄んでいました。

少なくとも僕は、湾内の近場でしたけれど大満足しました。

また、機会を作ってこの湾を訪問したいと考えています。


午後2時半頃になると周囲にいた観光客もだいぶ減っていた。

僕らもシャワーを浴びてのシャトルバスの戻り道、車椅子の方が多いのに気が付いた。

ワイキキビーチでも、前日のシーライフ・パークでも車椅子の観光客を何人も見かけた。

僕が時々行く日本の湘南海岸や房総や伊豆辺りでは考えられない、ユニバーサル・デザインとバリアフリーの充実ぶりです。

ビーチでも車椅子が自由に動ける段差のない歩道の充実が目立ちました。



グショグショの1ドル紙幣を出し、帰りの登りもシャトルバス。

すでに到着していた送迎バンにもどると往路のメンバーの数人が入れ変わっていた。

先に帰ったのでしょうか?勿体ないですね。



4時半にはホテルの暖かいシャワーで、再度身体の潮を洗い流し、一休み。

また今日も夕暮れの涼しい風が吹くワイキキのビーチと町を堪能しにでかけました。


ビーチに立っているサーファーの神様「デューク・カハナモク像」の近くの野外ステージでやっていたハワイアンのメロディーに合わせて踊るフラダンスをしばし見物。

昨晩は、年配者のフラダンスですが、今晩は若いグループのフラダンス。

今晩の方が、だいぶ見物人が多い。


  

 ちょっと興奮している今夜の食事は、
 ホテルのかがり火の炎が揺らめくホテルのプールサイド。
 ハワイアンショーを見ながらのバイキングでした。

一人35ドルで、予約無しでも充分席がありました。

先ずは、注文取りの金髪のオネイサンに、ハイネケンビール小瓶1本とマンゴージュース。

妻は、いつからマンゴージュースの愛好家になったのだろう?

このバイキングでは、鶏肉と味付きマグロの刺身とローストビーフとカニがおいしく大満足。

ショーを見ながら、デザートの果物とケーキとアイスクリームもおかわりしてしまいました。

料理の請求金額は、70ドル+飲み物代+税金分としてで合計87ドルほど。

100ドルのクレジットにサインしていたら、金髪のウエートレスが「クレジット・オッケー・スコシ・オマチクダサイ」

レジの支払いに行ってくれました。

レシートと一緒におつりはきちんと戻してくれましたよ。

この美しいオネイサンには、「マハロ・ありがとう〜」でちょっと多いと思うが、チップ3ドル差し上げました。

サービス料込みの請求書だったので、飲み物代に対してのチップだけでよろしいようで・・・・

帰りにショッピングセンターのロビーでやっていた若い男女のポリネシアダンスをしばし見物。

ABCストアーでワンカップ大関1本とつまみと朝食用のパンとお菓子を買って帰りました。

大きなダブルベットに寝転がり、今日一日の満足を噛みしめながら、朝と同じ番組を繰り返しているテレビを見ていました。

窓から流れ込む潮風を感じながら、いつのまにか夢見る男になりました。


      それでは、今日もマハロ〜!  




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■ハワイ 2008(その1)

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