西伊豆|磯遊び |
磯遊びも出来る西伊豆の海水浴は潮だまりも楽しい |
潮だまりはガラスない水族館!
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水族館のような潮だまりで磯遊びが出来る海水浴は最高!西伊豆の海水浴場にある磯の潮だまりはガラスのない水族館。シュノーケルと網を持って磯遊びすれば子供も自然観察日記に困ることがない。西伊豆は親子で楽しい海遊びの場所だ。 |
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潮だまりはガラスのない水族館!磯遊びも出来る西伊豆の海水浴場(1)松崎海岸と堂ヶ島 |
子供達が幼稚園から小学生を終わる頃まで、毎年夏は、伊豆と房総にそれぞれ2〜3泊で海水浴に行った。 我が家では台風や悪天候に備えて国内の海水浴兼夏場の旅行予定はなるべく2回に分けることにしていた。 沖縄の時もサイパンの時も台風で真近のキャンセル。 子供と一緒に親も泣きたくなったものです。 そんな理由から国内のお泊まり旅行の場合は、ダブルで計画することにしている。 最初の旅行でその場所が気に入れば3泊の予定を4泊や5泊にしてしまうこともある。 よほどのことがない限り宿の宿泊は延長出来るし、その宿が満室の場合でも同じ地域の宿を紹介してくれる。 楽しみにしていた夏休みのお泊まり旅行は目一杯楽しみたい。 後半の計画を没にした場合、多少キャンセル料がかかる場合もあるが気に入ったところで遊ぶ方が子供は絶対喜ぶ。 中身の濃い、思い出深い旅にしてやりたいと思う。 こんな時に備えてお金が足りなくならないような心構えもしておかなければならないが。 それでも親としては2回旅行の準備するより楽だという理由もある。 西伊豆の松崎海岸でシュノーケル さて、上の娘が小5、下の娘が小2の時の話し。 この夏は、ひし形の瓦を漆喰でかまぼこ状に塗り固めて作ったというなまこ壁で有名な西伊豆の松崎に海水浴に出掛けた。 朝6時に自宅を出発。 昼前に到着したその日は、正面に牛着岩や富士山を望むことが出来る松崎の雲見海水浴場に直行です。 天気に恵まれれば眺めは天下一品という雲見海水浴場ですが、夏場の昼間は、真っ赤に燃えた太陽でほとんど見えません。 この海水浴場は、海岸は300m位ですが、海の家も3軒ばかりで、人でごみごみした感じはまったくありません。 親子連れでゆったりと過ごせる海岸です。 最近は、ダイビングスポットとしても知られ、マリンスポーツを楽しむ若者たちで賑わいはじめました。 ビーチから少し離れた海岸沿いの入り江のとても小さな浜に「赤井浜露天風呂」というのもあります。 水着で入浴できるというのがあるが子供連れでわざわざ行くような所でないというのでやめた。 汗びっしょりになって空気入れた持参のビーチマットと子供用の浮き袋の取り合いをしたりしてさんざん遊んだ。 波でゆらゆら揺れるマットに寝そべって、水中めがねを掛けた顔を海面に付け、海中を泳ぐ魚を見るのは大人でも楽しいものだ。 私たち一家全員普段からプールで泳いでいるので、プール用の水中メガネを掛けている。 端から見ればおかしい光景だろう。 だが海中を見る時のために、シュノーケルも2セット持ってきているのだ。 子供達と奥方は、常に浮き袋に捕まっていないと怖いようだ。 父親はちょっと違うぞ。 シュノーケルをくわえていれば、30分でもクラゲのように波に漂っていることが出来るのだ。 それとこれはサイパンで覚えたのですが、海中のかわいい魚達にたくさん出会おうと思ったらエサを持って行くことです。 宿の朝食に出たパン1切れでもいいし、コンビニで買ったソーセージやつまみでもOKです。 ビニール袋にくるみ、波の向こう側に出るまで海水パンツに挟んで泳ぎ、シュノケリングする場所に着いたら取り出し、指先でもむようにするのです。 そうするとどこからともなく小魚がたくさん集まってきますよ。 各自がエサ持参ですから、結構長い時間楽しむことが出来ます。 うまくいけば小魚を誘導して着ているシャツの中に誘い込むことも出来ます。 我が家では、海で遊ぶ時には、日焼けしないようにシャツを着て海に入ります。 僕の着ているアロハシャツなんか、結婚してすぐ買ったものなので10年以上同じものを着ています。 砂浜が夕日で赤くなる頃、予約の宿に向います。 運転手の僕はここで解放されますので、風呂に入る前にまずビールを持ち満足げに言います。 「さあ、水分補給だ、バンバン飲むぞ!」。 最初の晩は、いつも早々に沈没です。 堂ヶ島では新兵器カニトリーナでカニ大漁 2日目は、ちょっと風があり、海水浴はお休みして、島巡りと磯遊びをすることにしました。 遊覧船で洞窟巡りが有名な堂ヶ島に行きました。 遊覧船に乗り、海上からいくつかの島を見ながら進むと、岩で出来た島の側面に遊覧船がぎりぎり通れるくらいの穴が見えてくる。 この島が堂ヶ島天窓洞の島です。 岩に口を開けた天窓洞の中にはいると中は意外に広く、神秘的な光が岩に反射して、意外に明るい洞窟です。 海面の色がグリーンやコバルトブルーに変わっていく様は見ごたえがあります。 天井部分にぽっかり開いた所から青空が見え、光が海面に差し込んできます。海底は澄み切り、手が届くように思えます。 遊覧船はこの洞窟の中で回転して外に出ますが、入れ違いに次の遊覧船が入っていきます。 わずか20分間の航海でしすが、海から陸地や島を見た子供達は喜んでいました。 港に近い瀬浜海岸に並んだ三四郎島では、潮の干満により、2〜3時間くらいの短時間だが、海水が引き、瀬が現れたり、なくなったりする。 日本では珍しいというトンボロ(海岸から三四郎島にいたる砂州が潮の干満に従って浮き沈みすること)が見られる。 干潮時には歩いて島まで渡れ、潮干狩りも楽しめる場所です。 海の歩道となる100m程の瀬には、貝殻がたくさん散らばっている。 サンダルから指が出ると切る危険があるので、親子ともども靴を履いて歩くことにした。 島は、ごつごつして歩きにくいが、岩の洞窟なんかもあり、眺めもいいので結構思い出になる。 それにしてもカニ採りは面白かったな〜。 世界初のカニ採り器「カニトリーナ」というプラスティック製のカニ挟み?おもちゃのような道具を持って行ったのは正解だった。 これは、釣り具を買いに行った店で、偶然見つけた磯遊び用のグッズなのだ。 手元に簡単なリールが付いていて、そこから伸びている釣り糸の先にエサとなる昨夜の残り物のイカの刺身をくっつけ、岩に沿って垂らすと見事に蟹がぶら下がってくる。 それをリールで熊手が向き合っているカニばさみの所まで巻き上げ、手元で握るとカニをうまく挟み込む。 子供の頃、近所の小川で棒の先に糸を結んでやったザリガニ採りと同じ要領だが、非常に簡単に捕まえられる。 握った手をゆるめると、先端の閉じた熊手部分が開き、ポトリと入れ物のバケツに落ちる。 親子で1時間程やっていたが、空バケツにうじゃうじゃになった。 30〜40匹くらい捕まえたところで、全部元の海にリリースしたが、足ももげずにみんな元気に帰って行った。 エサのイカに抱きついたカニは、水上まで引き上げるより、水中にいるうちに捕まえた方が断然捕まえやすいというコツを発見した。 それに挟みで挟まれることもないので、ハンターも安心して遊べるというもんだ。 カニ採りにも飽きたので、「カニトリーナ」にスペアで付いていた釣り針に交換、水族館のような磯の潮だまりに垂らすと小魚が食いついた。 子供はタイトプールでの初体験の釣りにもはしゃいでいた。 子供達は、なかなか手でつかめなかったカニ採りも魚釣りも出来たので大満足! 夢中になって遊んでいた時、いつのまにか見物人も集まってきた。 子供連れの若い親子が興味深そうに見ていたので、貸してあげたところ、子供はもちろん、母親もカニを捕まえけっこう喜んでいた。 1000円もしない遊び道具としては、なかなかの優れものだ。 昼食は、こざっぱりした海の見える定食屋の2階です。 子供達はラーメン、嫁さんは大好きなアジのたたき定食、僕は伊勢エビとサザエの壺焼きでキュと一杯。 といきたいところですが、旅の時の僕はお抱え運転手、本日も、ああ残念なり! 僕もアジの塩焼き定食です。 午後は、鯨の雲見くじら館に行きました。 雲見港に迷い込んだという体長12mのセミクジラの骨格標本が展示されています。 鯨の中では小さいということですが、なかなかの大きさです。 夕方まだ宿に行っても退屈なので、適当な堤防か磯に行って魚釣りをすることにした。 松崎市内の漁港脇の釣り道具も売っている雑貨屋でちょい投げの釣り竿セットを2000円ほどで購入。 ついでにエサのイソメとエビも買い、船溜まりにもなっている堤防に出た。 しゃれた白いホテルが見える防波堤のテトラの上では、地元の人らしい何人かの先客が釣っている。 ここでは、駐車場もフリーなので観光客でも気安い場所です。 こちらは安全な内海側、堤防の上から海中をのぞき込むと熱帯魚の鮮やかなブルーの魚や小型のメジナ、小イワシの群れが行ったり来たりしているのが見える。 女子供は魚が見えると張り切る。 さっそくエサを付け、魚の泳いでいる真ん中に振り込んでいる。 僕は監視役、奥さんと娘二人はせっせと適当にエサを付けては堤防から釣り竿を振っている。 それでも1時間くらいでメジナやフグを数匹ずつ釣り上げた。釣れるたびに「釣れた〜、何匹目だ〜」と喜んでいる。 安全な堤防からの魚釣りは、簡単で面白いですね。 初めて釣りざおを持つ女性や子供でも、何かしら釣れるはずです。 無欲の釣り人には案外大物が食いつくかも知れませんよ。 次のページは、磯遊びも出来る静かな海水浴場! 小土肥海岸と土肥港のカーフェリーで飛び魚を見た! 静かな小土肥海水浴場 |
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