西伊豆|磯遊び |
西伊豆の静かで白い砂浜が自慢の小土肥海水浴場で磯遊び |
潮だまりで磯遊び
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小土肥(おどい)海水浴場で磯遊び!磯遊びも出来る西伊豆の小土肥浜で海水浴。磯遊びが出来る潮だまりでシュノーケルとすくい網持って何を探そう?伊豆の小土肥海岸は自然観察に向いている。楽しい西伊豆小土肥海水浴場です。小土肥海水浴場には海の家はありませがプライベート・ビーチのように落ちついた海水浴場で穴場のような所です。 |
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磯遊びも出来る西伊豆の静かで白い砂浜が自慢の海水浴場 小土肥海岸 |
小土肥海岸は遠浅でプライベート・ビーチのような白砂のこじんまりした浜辺です 小土肥海岸の潮だまりでシュノーケルと網とプラケース 3日目は、気持ちいい風が流れいい天気です。 今朝は、大潮の2日ほど前なので、磯遊びには絶好です。 海水浴場の砂浜がいつもより50mも下がった状態の時は、波にぷかぷか浮いているより岩場の磯遊びの方が楽しい。 西伊豆は、リアス式海岸の様相の地形が多く、どこでも磯のタイトプールを見ることが出来ます。 土肥の少し北側に位置するこぢんまりとした小土肥浜海岸は砂浜と岩場があります。 人が少ないせいもあり、水も澄んでいます。 海水浴も気持ちいいですが、磯がある場所では、シュノーケルをつけて、小さな生き物観察するするのもまた楽しいものです。 以前土肥海水浴場の海辺のホテルに泊まった時、地元の人に小土肥海岸の方が変化に富んで面白いと聞いていた。 海水浴場の南の方が岩場になっており、小魚を見たりカニを捕まえたりできて子供は喜ぶということだった。 砂浜でじりじり焼かれるのも飽きていたので、最終日の今日は、磯遊びを中心にすることにした。 帰りは、土肥港からフェリーに乗って富士市の田子の浦にでて、東名高速で我が家に戻る計画にした。 松崎から海岸線を約1時間、こじんまりした浜の小土肥の町に到着した。 この小土肥海水浴場は、駐車場が狭く、トイレはあるが海の家は無く、とても落ちついたプライベート・ビーチのような静かな海水浴場と聞いていた。 海水浴場の近くの民宿に立ち寄って、駐車場とシャワーを借りることにした。 この海岸は、テトラポットでしっかりガードされているので波も穏やか、真っ白な砂浜の両サイドにはテトラが見え、磯らしきものも見える。 磯はビーチサンダルでは危険なので、全員磯場で遊ぶ為に持参している磯遊び用の靴に履き替えた。 シュノーケルと棒が付いた網、捕まえた獲物を入れる透明のプラケースも取り出す。 得体のわからないものに出会う時もあるので、マイナスドライバーも1本用意した。 忘れてならないのは、子供用の軍手だ。 もちろん日焼け止めもバッチリと塗り込んだ。 僕は、コンビニで買ってきた氷と飲み物とおにぎりを詰めたクーラーボックスを持っていきます。 パラソルとシートを持った奥方は、水着の上にシャツをはおり、大きなストローハットをかぶり、さあ出発です。 子供達は、自分用の浮き袋や網などの遊び道具を持っています。 これ以上、日に焼けたくないという奥方は砂浜まで。 妻のいるところは家族の灯台。磯に近い砂にシートを広げ、座り込んだ。 持参のパラソルの下で途中のコンビニで買った水と食料と浮き袋の留守番です。 石を積み上げた防波堤の向こうがタイトプール(潮だまり)がある磯です。 目指す磯はすでに若者達が何人かシュノーケルをつけて海中を覗き込んでいるのが見えます。 小動物を捕まえる為の網とプラケースを持った父子がいます。 潮も引き始めているので浅く堤防に沿ってじゃぶじゃぶ海に入って行きます。 海水は人も少ない海水浴場のせいもありよく澄んでいる。小魚たちが泳ぎ回っているのがよく見える。 潮の引いた岩陰を覗くとカニが何匹も見え隠れしていますが、カニ採りはパス。 全身が暑いのでシュノーケルを付けて50p足らずの海側を覗いてみることにした。 海と繋がってはいますが、見ようによっては、潮だまりです。 波が寄せれば海水が多少入り込むので、ゆりかご程度は上下します。 子供の安全を考えて下の子の手をつないで、海面に顔を付けるとそのタイトプールは、ガラスのない水族館。 潮だまりの磯は水族館のミニチュア版です。 片手に網の柄を握った年上の娘も並んで先ずは海中観察です。 浮き袋にはまったまま海中を覗き込んでいるので、波に流され無いように、浮き袋に結びつけたロープを放さないように注意はしています。 波が静かな場所なので危険はないとは思いますが・・・・万が一ケガでもしたらと、目を離さないようにします。 岩の壁や底にくっつく鮮やかな色の海藻の合間にゆらゆら触手を揺らすイソギンチャクやオレンジ色のヒトデが見える。 黒いトゲで何かを探っているように動かしているウニは絶対触らない方がいい。 こいつをなめてかかって、とげが刺さると大変だ!腫れあがってとても痛い。 以前、妻がウニを踏んづけて大変な思いをしたことがあった。 それ以来、絶対裸足では磯に行かないようににしている。 一見アワビの子供のようなトコブシやヤドカリも無数に見られる。 岩陰に隠れるように泳ぎ回っている小魚や身体に縦縞のある石鯛の稚魚や横縞のある身体に長いひげを付けている小エビのイソスジエビがびっくりしたように泳いでいる。 岩にへばりつくフジツボの周りにゆっくり動くやどかりもたくさん見える。ヤドカリも色々な形があって面白い。 底の砂の中から顔を出しているのはフグかな?ハゼかな? オレンジ色のぶよぶよした生き物は、ダイダイイソカイメンだろう。 磯でポピュラーなヒライソカニは水面すれすれの岩の隙間から出たり入ったりしています。 潮だまりのプールはヒトデやウニやカニの天国 昨夜子供と一緒に家から持ってきた「磯の生物図鑑」で勉強したので、ある程度生き物の名前が判るようになった。 暫く岩場の磯で観察していたが、一度砂浜のビーチパラソルで休憩です。 お菓子をほおばりながら、母親に見てきたことを説明している娘達を残したまま、僕は身体を冷やす為に海に入ります。 この小土肥海水浴場の水がきれいな理由は、防波堤に囲まれた付近以外は石が多く、浅い砂浜部分が少ない為であろう。 そのため、シュノケルを付けて泳げば、小魚たちをたくさん見ることが出来るのでうれしい。 一度パラソルに戻り、そのことを話した。 今度は4人で浮き袋に交代で捕まりながらの海中の魚見物をした。 もちろんソーセージを1本持ち、エサをばらまきながらのシュノーケルだ。 案の定、小魚がたくさん集まり、手づかみできそうなくらいだった。 フグは人なつっこいせいかすぐ捕まえられる。 我々の周りに集まった魚を見て、付近の家族釣れや仲間達ときていたグループの若者達もエサ持参で小魚を集め出して喜んでいる。 エサが無くなると同時に小魚たちはばらけていいたので海岸に上がった。 今度は、網とプラケース持参で先程の磯場の方に向かった。 小魚を救ってはケースの中に入れ「ハゼだ」。 魚以外にもすくっている。 「アカヒトデ」、「イソスジエビ」、「ガンガゼ・ウニ」とか言っては海に戻している。 カニ採りも面白い。 下の子の方が度胸があるのが判った。 カニを捕まえては、「5匹目」などといいながら海に戻している。 長女の方も網をかぶせてはいろいろ捕まえてはいるが、なかなか手で掴もうとしない。 「おねえちゃん、カニなんかちっとも怖くないよ!」と妹に言われ、軍手を付けた手で岩の間に置いた網からこわごわと手づかみしている。 暫くこの磯のある小さな小土肥海岸で遊んで、車の置いてある民宿に戻った。 まだ日が高い3時頃なので、この民宿のお客さんは戻ってきていない。 身体の火照りを取れるまでゆっくり風呂場を借りられた。 これから土肥港まで行き、そこから駿河湾フェリーで田子の浦まで戻る予定です。 カーフェリーで飛び魚を見た フェリーの乗船予定の17時20分までまだだいぶ間があったが、万が一車が多く乗れなかったらまずいので早めに出発した。 船着き場の小さな乗船券販売所の2階が魚や直営の磯料理店なので、多少待ち時間があっても問題なし。 田子の浦までの乗船時間は、55分ほど、乗船賃は4人で9900円だった。 子供達は、桟橋から海面をのぞき込んで何か指を指している。 「お父さん、青い魚がたくさん泳いでいる。」という。 熱帯魚店でよく見る瑠璃色のスズメダイがたくさん群れていた。 食いかけのお菓子を投げると水色のスズメダイ等がたくさん集まってきた。 西伊豆からの帰りをフェリーにしたのは大正解でした。 というのは乗船してからも、駿河湾の途中で飛び魚に出会ったのです。 大型魚に追われているのか、船に驚いたか判りませんが、次から次に海面を飛んでいるのを目撃できた。一飛び30m以上滑空する魚もいる。 甲板から大勢の歓声が上がっていた。 到着するまで少し昼寝でもと思っていた僕も寝ているどころでない。 飛んでいる飛び魚を目にしたのは初めてでした。 田子の浦で下船して高速道路での帰路は、いつもと同じパターンです。 はしゃぎ疲れた3人は、30分もすると寝息を立てています。 今日も一人、もくもくとハンドル握るおとうさん運転手の楽しく短い夏休みの話しはこれで終了です。 (1)松崎海岸と堂ヶ島 |
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