フェリーで船の旅

フェリーでの船の旅はラウンジ浸りの楽しい旅

フェリーの船旅は楽しみ

東京〜札幌の出張は船の旅

フェリーで船旅を満喫した。東京から札幌に行く船旅は仕事です。大型フェリーに乗るチャンスとあらば忙しくとも行きますよ。太平洋の潮風が俺を呼んでいる。往きは”いしかり”復路は”サンフラワー”、大満足の船の旅になりました。
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仙台〜苫小牧〜大洗、大型フェリー乗船記
 
 

時折蒸し暑さを忘れさせてくれる風が吹く9月の下旬、札幌の品物が出来上がり、納品を待っている。

成果品は、普通車のワンボックスカーで軽々積める大きさで、しかも今回は単に成果品の引き渡しだけのはずです。

北海道生まれの私は、北海道の仕事の時は沖縄や九州より何となく親しみが湧く。

仕事を始めた頃は、日本全国どこでも喜んで行ったが、近頃は遠方の場合、飛行機で行く打ち合わせ以外、納品時にも行かないことが多くなった。

この夏、日中はことのほか暑く、熱帯夜も連日当たり前のように続いた。

9月半ばが過ぎたというのに、身体は夏ばて気味です。

そんな時、東京より涼しいはずの北海道出張のはなし。

こんなチャンスは逃すわけには参りませんよ。

2泊3日ですから仕事の予定も問題ないはずです。

「納品は私が行く。先方の人が会いたいと言っているから。納品の時手伝うから一人で来て貰っても大丈夫と言ってくれている。」


だいぶ昔、20世紀もあとわずかという1999年だったと思うが、釧路に現場仕事に行った時、東京の有明港からフェリーに乗って36時間かけて、釧路まで行ったことがあった。

制作スタッフ2人とのコミニケーションという理由を付けて時間のかかる船で行ったのだったが、大変楽しかった。

昼間は海を見てはコーヒーラウンジでコーヒーを飲み、漁船との併走や何かに追われて海面に飛び上がる魚、カモメが甲板すれすれまで飛来してエサをねだっている様を眺めていた。

沖のかすかに見える陸地と地図を較べて、時間の経過を実感したものだ。

暗くなると、同じラウンジが酒の飲めるラウンジ(記憶違いかも知れないが)に様変わりするので雰囲気がまたよくなる。

蝶ネクタイのバーテンと北海道なまりで話す明るい女の娘がいた。

この娘と何度も顔を合わすものだから軽口もたたける仲になった。

早く仕事を終わらせれば、釧路の町を案内してくれる約束もしたっけ。

このラウンジとゲームコーナーを行き来した記憶が甦る。

お湯の揺れる塩気のある風呂に入ったのも初めての経験でした。

確か船名を「サブリナ」といった。 

この時に乗船したフェリー、東京〜釧路を結ぶ近海郵船の旅客航路は、旅客数の落込みを理由に1999年11月に姿を消したそうだ。

この体験以来、船旅はやみつきになった。

カーフェリーでの船旅は、36時間かかった東京〜釧路の他、阪九フェリーで行った神戸〜北九州のフェリーなどがある。

神戸の時は、高速道路の事故の巻き添えで時間までに到着できるか冷や冷や物でした。

その時はなんとかぎりぎりに間に合って胸を降ろしました。

陸路を行けば徹夜になるところでしたが、間に合いましたので、揺れるベッドとビールにありつけました。

搬入先に到着したら直ぐに組み立て作業をしなければならないこともあり、夜間にフェリーの中でゆっくり寝られるのは大変助かります。

同行する機械屋さんやガラス屋さんは、時々ある遠方の仕事を大変楽しみにしているようで、しばらく間が開くと「予算が少なくてもまた声をかけてくれよ。相談に乗るから」と言っています。

どちらの仕事も仕事仲間兼飲み仲間の3人で行ったこともあり、仕事半分、遊び半分の浮き浮きした気分です。

フェリーの中をろくに探検もしないで飲み食いしているので、船の様子はあまり覚えていないが、非常に楽しい出張旅行でした。


年に何回か遠出する私は、飛行機に乗るのも好きだが、事情が許すならいつも船を利用したいと思っている。

関門海峡で朝を迎えた時は、巌流島の武蔵と小次郎を彷彿させてくれ、また全20巻の宮本武蔵の本を読みたくなった。

また、関門海峡の真下を通過する時は、鉄のかたまりの橋桁の幾何学的な模様を感動しながら見上げていた。

すれ違うフェリーが少しずつ船形を現しながら近づいてくるのを見ているのも好きだ。

いつも何かしら感動が残るからかも知れない。


 仙台から苫小牧行きの大型フェリー

今回の船旅は、太平洋フェリー会社の船で、名古屋出航、仙台経由で苫小牧まで就航している”いしかり”です。

”いしかり”は、仙台港を 夜8時に出航して 苫小牧に翌日午前中の11時頃に到着することになっている。

仙台までは、会社から6〜7時間かかるので10時に出発した。

仙台港での乗船が夕方の5時からなので、時間に余裕があります。

出発時間までは仕事の少しばかりの連絡と到着先の苫小牧から札幌までの地図や名物料理の確認など、うきうきしながら時間を潰していました。

東北自動車道内のサービスエリアで軽く食事を取り、午後5時前には、コンテナが積んである仙台港に到着した。

今回の出張は、一人なので気楽です。

誰かいたとしてもあまり人に気を遣わない気楽な性分ですが、一人旅の方がもっと気楽です。

大好きな潮風だけを感じる船旅ですから、むしろ一人の方がベストです。

乗船予定の”いしかり”はまだ影も形も見えず、到着していません。

長時間海上を通過しているにもかかわらず、ほぼ予定時間通りに運行しているのが、カーフェリーです。

港のフェリー乗り場の前には、トラックや乗用車が整然と並んで待っています。

私の車も列の最後尾に止め、車検を持参してターミナル内の乗船手続き所に行くと5時からでした。

フェリーがカモメを引き連れ到着しました。

何台もの車が船からはき出されてきます。

ターミナルにかかった別の出口から下船していますが、歩いて出てくる人も結構います。

車に乗ったまま降りてくるのは運転手だけで、同乗者は表に出てから乗っているのでしょう。


仙台港のターミナルの近くに食事や買い物が出来る施設はありませんが、仙台では上・下船の手続きがあるために3時間停泊となります。

名古屋から乗船してきた人たちも、ここでで3時間も停泊しているので一時下船ができます。

気分転換しようと、船から降りてターミナルや港をブラブラしている人も大勢います。

また、この停船3時間の間に仙台名物牛タンを食べに行くのでしょうか、「牛タン、牛タン」といいながらタクシーで町に向かう人たちもいます。
        

 二人の船旅は素敵な思い出に

乗ってきた船をバックに記念写真を撮っているアベックもいます。
新婚旅行では?こんな船で二人だけの旅も良いかも知れませんね。

36時間もスイートルームで過ごす。

航海の途中すれ違う船の人と手を振り交わすのもいいものですよ。


一人31700円ですから、飛行機とあまり変わらない料金です。

私の経験からいえば、お弁当と飲み物持参で行けば安く上がりそうですが、飲み食い代が馬鹿にならないのです。

名古屋からだと、夜8時に出航して、翌々の11時頃下船になります。

4〜5食船内で飲み食いしますので、アルコール代抜きでも一人当たり5千円はかかることになります。

レストランは朝食・昼食・夕食ともに、バイキングスタイルです。

ステーキからデザートに至るまで実に盛り沢山なメニューは、乗船客を十分に満足させてくれます。

ディナーは、18:00〜20:00で大人\1,800です。

十勝ワインか札幌(エビス)ビールはいかがですか?


乗船する太平洋フェリーの”いしかり”のことをちょっと説明しますと、
いしかりは、パンフで見ると総トン数が14.257トン 、全長 192.5m、全幅 27m、航海速力 23.3ノット、定員は、812名、乗用車 150台です。

仙台〜苫小牧の5m未満の車は \23,000です。

車輌運賃にはドライバー1名分の2等運賃が含まれています。

上等船室を希望する場合は 2等運賃との差額が別途加算となります。

私は、今回の仕事は仕事がらみの骨休め!

豪勢に1等洋室を予約しましたので、1等洋室の12,900円との差額が別にかかります。

これはポケットマネーでしょうね。

乗船は、6時からです。

1等洋室は、Cデッキ3階の船首部分にある2人用の2段ベットの部屋ですが、他に客がいなく、運良く一人だけの個室になりました。

私は躊躇なく下段を選択。


 飲み助には下段の方が無難

はしごで上り下りより、下の方がよさそうだ。

上の段の人はキャンセルしたか、仙台で下船してしまったのかも知れません。

窓の外はまだ明るく、行き交う漁船やタグボートが遠くに見えました。
船首デッキが視界を遮り、近くは見られません。

もう1段上の階、Dデッキの特等だと見晴らしが良いのでしょうがまあしょうがないや。

1等の部屋は全室海に向いて窓がありますが、オープンできないのが残念です。

着替えの入ったボストンバックを2段ベットの奥にある椅子に放り出し、船内案内のパンフを片手にホテルのような部屋から出て早速船内の探検です。

普通は船特有の多少油っぽくムッと感じる匂いがあるのだが、ほとんど感じなかった。

通路を中央付近まで戻ると4階まで吹き抜けのきれいなエントランスホールに出ます。

インフォメーションのカウンターには、スチュワーデスさんの制服姿の案内譲がにこやかな顔を見せています。

バスで到着している人もいますので、乗船してきた人たちの部屋の嗅ぎなど渡したり、案内しているのでしょう。

ゲームコーナーやミニシアターを横目に更に進むと自販機などがおいてあったり、展望風呂などもあった。

1等洋室にはシャワーが付いていたが、この展望風呂は魅力だ。

1階上の階には、海に向いた大きな窓がある展望通路があり、ゆったりしたスペースには、これまたリラックスできる椅子が並べてある。


早めにここに来て椅子をひとつ占拠してやろう。


ビール片手に夕日が海に落ちるまで眺めていたいものだ。

その奥のレストランの向こう側の船尾にはサンセットデッキがある。

どちらにしても楽しみだ。

まだ停泊しているうちに24時間ゆっくり入れるというサウナ付きの展望風呂に行くか、ちょっと悩ましい。

この特等客室が並んでいる4階のBデッキのホールの広いロビーにはスタンドバー(クラブ)がある。

夜10時半まで営業しているここも魅力的、居心地が良いようだ。

風呂上がりにここに来て軽食を食べながら一杯やることにしよう。

一人旅の女性でもいれば、、、たぶんいないだろうな。

カラオケルームもあるが、ロマンチックな船のひとり旅人には、用はなしである。

この日はウイークデーなので、子供連れの家族の姿はほとんど見ることがない。

時間とお金に余裕のあるシルバー世代の人か、自分で車を転がし、夜に船で休むドライバー兼の会社員のような人たちが目に付くだけです。

そのサラリーマンと思われる人たちは、私と同じ3階にあるドライバー室か2等客室の広々とした和室でくつろいでいるのだろうか。

船旅に慣れているか、よほど船好きでもなければあまりデッキをうろうろしていない。

あるいは乗船して直ぐに、展望のいい大浴場に行っているのかも知れない。

デッキ下には車が行儀よく並んでいるが、駐車すると皆一様にこのCデッキに上がってきているはずだ。

私は、船旅する時にはエンジン音はともかく、窓から海が見えない部屋にいたくない。

但し、見晴らしの良い部屋は少し料金が高い。

今回の船旅をちょっと贅沢しても誰も文句を言うまい。

その為に、ほとんど完全休日もなく毎日あくせく働いているのだから。

週に40時間、月に160時間、年に1800時間労働なんて考えたこともない。

自営業は会社といっても働けるうちは多いに働け!楽しい未来を過ごす為にである。

な〜んて、いきがる必要もない。

楽しめるうちは、一生懸命楽しめば良し。

それぞれの人がそれぞれ違う楽しい人生を送れれば幸せに違いない。

私の場合、自宅と仕事場が500m足らずということもあり、外出の予定でもなければ休日でも仕事場に来てしまうものだ。

現在も別に家族に疎まれているわけではないのだが、仕事場に来て何かをしている時が一番落ち着き楽しく思うのです。

それはともかく、この”いしかり”の船内設備は申し分ありません。

船の旅は、飛行機や電車では味わえない贅沢感が何とも言いようがありません。


 船の外は夕焼けです。

船尾デッキからは、沈む太陽から射す黄金色の一直線の光が、波に反射してキラキラして感無量です。

どの部屋からも、少しばかり肌寒い海風のオープンデッキに佇む人も、この黄金色の夕日を眺めているに違いない。

完全に陽が暮れ、とばりに閉ざされた町の灯りが見えているが、船内はますますロマンチックなムードが増してくるようです。

私は、一度戻った部屋から再び外出。

ステーキを食べにレストランに一直線。

入り口で1800円払ってのバイキングの目玉はやはりステーキ、早いもの勝ち?

いえいえ、無くなれば補充してくれるようですよ。

ステーキ以外にも色々あります。

レジで別料金の刺身とお酒を追加してありますので、テーブルクロスのかかったテーブルでゆっくり周りの人を観察しながらのディナーです。

食事の時だけは独りぼっちの侘びしさを感じる。

見ていておかしかったのは、近くのテーブルでまだ食事を食べているはずなのに、4種類のミニケーキの皿を目の前においてパク付いている人がいました。

仲の良いお友達と来ているらしい女性達3人でした。

デザートは食事後だって、食事前だって好きにしたほうが良いに決まっている。

あのミニケーキでは、何回お代わりしても満腹になることはないはずです。

私だって、食前酒もあれば食中酒も食後酒もあるのだから。

特に旅に出たら恥も外聞も気にしない方が得だと思う。

牛乳かジュースを飲み飲みケーキを好きなだけパクつく、幸せですね。

陸にいてもどうもバイキングは苦手だ。

いくら品数があっても、お代わりしに行く気になれない。

娘も私と同様で、海水浴やスキー場に泊まりで行ってもバイキングで並んでいる料理には興味がないようだ。

最初に持ってきたものだけで済ましている。

自分の皿の上の品をきれいに食べ終わるとさっさと先に部屋に戻ってしまう。

残された妻は、味巡りをして、私の分も持ってきてくれる。

持ってきてくれればありがたく頂くことになるのだが、正直ありがた迷惑の時もある。

そうこうするうちに出航時間15分前の銅鑼が鳴りました。

この頃になるとテーブルはかなり混雑という状態になってきたので、早めにレストランに来たのは正解でした。


ステーキと刺身をつまみながら大ジョッキと酒がが空になり、食後のコーヒーでも飲みにエントランス脇のコーヒーラウンジに行こうと引き上げることのした。

そういえばピアノかなんかのナイトショーがあるとパンフレットにあった。

始まるのは何時だっけ。

2杯目のコーヒーを飲んでいると、この隣でショーをやるという。ラッキー!
私はカラオケやテレビの歌謡ショーには、あまり興味がないが、生演奏は大好きです。

観客が少ないのはちょっと気の毒だったが、ピアノマンとマリンバのショーはそれなりによかった。

曲名は知らないが、上品な曲を演奏していた。

若い客が少ないせいか、ちょっと乗りが足りないかな〜という感想です。

まだ10時前、部屋に帰っても誰もいないし、もうちょっと飲みたいな〜と、今度はラウンジに移動して水割りを軽くいっぱい。

隣でワインを飲んでいた人は、名古屋から乗船して2晩目ということでした。

お互い「船の旅は良いですね〜。はまりますね〜」。

今晩は、だいぶ飲んだので風呂に入らずに寝ることにしよう。


 大海原を見ながら展望風呂

ベットに横になり持参した読みかけのクライブ・カッスラーの海洋冒険小説を数ページ読んでいるうちに、太平洋の波の揺れを感じながらいつの間にか寝たのは、11時頃だったろうか。

近頃、あまり小説は読まないがこの米国人のクライブ・カッスラーの海洋冒険小説だけは全部読んでいる。

1年おきくらいのペースで上下1冊ずつ新刊本が出てくるのを楽しみにしている。

近所の書店に仕入れを頼み、入荷の電話を貰うと直ぐに買いに行くことにしている。

翌朝6時頃に目が覚め、続きを読みながらゴロゴロしていると朝食の用意が出来ているというアナウンス。

また、バイキングだ。

ロールパンとコーヒーと卵のスクランブルと果物少々を腹に詰めた後、展望風呂に行った。

すっかり夜が明け、朝日の差し込む大浴場は眩しかったが、大変きれいな風呂で、大きな窓から見えるのは大海原と大北海道。

進行方向の左舷にあるのが男風呂、右舷が女風呂だから、苫小牧に向かう場合、男風呂からしか陸地は見えない。

サウナで酒臭い汗を出し切り、部屋に戻り、ちらちらと見にくいテレビのニュースを見ていると今日も良い天気ときた。

昨夜はちょっと飲み過ぎたようだが、晴と聞いて目がパッチリです。

苫小牧港が見えてきて30分もするとフェリー乗り場の西港に接岸です。

図体が大きなフェリーは接岸にかなり時間がかかります。

岸壁に近づき、タグボートに押されてやっと指定位置に接岸です。

あわててもしょうがないので、部屋をゆっくり出て、船底の駐車スペースに降りるともう運転席に座っている人が多い。


どのフェリーでも同じ条件でしょうが、下船準備で車両甲板開放後にドライバーは自分のクルマに戻りますが、 係員の移動指示が出る直前までエンジンはかけられない。

排煙機があるのですが、皆んなが一斉にエンジンをかけると車両甲板内は排気ガスが 充満して息苦しくさえなります。
 
それがなくても、車両甲板は、ガソリンのにおいがしみついているので、うろうろせずに早く自分の車の運転席に乗り込む方がいい。


  北海道の地を踏んでも

さあ、これから仕事、道央自動車道の苫小牧東インターまで行って約90分で札幌です。

札幌で荷物の引き渡ししたら直ぐにトンボ帰りする予定です。

乗船予約はしていませんが、夕方5時までに戻って、また同じ船に乗って帰りたいと思っています。

今日のお昼は、札幌ラーメンでも食べることにしよう。

今晩の太平洋フェリーの苫小牧発は18時30分です。

この船に間に合えば、 仙台着は、明朝9時予定です。

万が一、仕事が伸びて出航時間に間に合わなければ、別の船があります。

商船三井フェリーの 「さんふらわあ しれとこ」で、苫小牧発 01時30分、大洗着19時15分です。

料金は、25000円ですが、飲み代がほとんどかからないので往路より安上がりです。

これだと予定時間に大洗に到着しても、帰社が夜11時過ぎになってしまうのでちょっとつらい。

明後日は、早朝から打ち合わせに出掛ける予定が入っているのでその資料点検の準備もある。

なるべくなら夕方便に間に合うようにしたい。

ただ船旅の好きな私としては、少しでも長く船上にいたいのですが、今回は早い時間に帰りたい。

でも、あの”サンフラワー”に乗船したい気持ちは強い。

昼間の時間が長い船旅を目一杯堪能するのはうれしい、という心境です。

帰路は、8人部屋の2等寝台になるが、それで充分です。

部屋は船尾でディーゼルエンジンの音が聞こえるかもしれませんが、今晩は音も気にならないほどぐっすり寝てしまうだろう。

この時期はそんなに混んでいないはずなので、また一人部屋?

まあ、なりゆき次第!どちらにしても船旅は楽しめる。

仕事での出張は、いつもこんな感じです。

予定は自分の思い通りに行かないのが当たり前!と思わなければ、嫌気が差し、長続きはしませんからね。

ちょっと脱線ですが、私は、仕事柄色々な場所に行っています。

飛行機で行っても、船で行っても、電車で行っても、車で行っても行き先の観光をしたことがほとんどありません。

沖縄も5回行きましたが、一泊したのが2回、3回は日帰りですから、勿体ないと言えばもったいないですね。

その時の観光は沖縄海洋博の水族館だけで、あとは通りすがりに見ただけでした。

旨いものも、アメリカ人に混じって食べた分厚いステーキとスナックで目のくりくりした女性にむいて食べさせてもらった「たんかん」、居酒屋のこってりした「沖縄おでん」は覚えています。

沖縄の焼酎、古酒はアルコール度数45度〜70度、シェークした氷入りタンブラーで飲んだ酒は旨かった。

特に「たんかん」の味は気に入りました。

毎年1月末になるとネット販売している業者から、友達と実家の分も含めて100キロ程注文して送ってもらっています。

北海道の朝6時に札幌のホテルからから、北方領土の見える中標津町役場に行った時は、7月の夏祭り時期だったにもかかわらず日高山脈で雪がちらつきびっくりした。

仕事後に川の名前は忘れたが、鮭の遡上と猟をしている所が近くにあると聞いた。

他では味わえないことを聞いた以上行かずになるまい。

取れたての鮭は、バタバタしているにもかかわらずその場で裁いているのにはびっくりした。

いっぱいに詰まったイクラを取るだけなのだ。

イクラを取った鮭は、また川に放り込んでいるではないか。

漁師さんがいうには、「熊や狐、野鳥にもお裾分けしてやんだ」ですって!

「そこにいる奴、何匹か土産に持って帰れ」といわれたが、そうもいかず。

結局、箱詰めにして送ってもらうことにした。

うれしいことに自分で選んだ生きの良い、生きている鮭は、ほとんど宅急便代だけだった。

実家と親戚に生鮭が届き、喜ばれたことはいうまでもない。

我が家ではこの時買った出刃包丁の出番は、その後まだない。

私は、行った先々では、出来るだけその土地の名物を食べることにしているが、土産は買って帰ることがない。

自分で食べて旨かったものだけを産地直送で送ってもらうことにしている。
果物しかり、酒しかり、酒のつまみ?しかりである。

まんじゅうを買って帰っても、結局は自分の腹に処分する事が多く、いつの間にか土産は買って帰らなくなった。

余談はここまでにしましょう。

   

結局、帰路は”サンフラワー”ということになった。
今回もお土産なしで、手ぶらで帰ります。

”サンフラワー”も”いしかり”の船旅もそんなに変わることがないので帰りの船旅については、またの機会にいたします。

せわしない2泊3日の船旅でしたが、現役で仕事をしているうちはしょうがないですね。

できるだけ早くセミリタイアして、時間制限に縛られない好きな旅をしてみたいといつも思っています。

こんなこと言うのは年を取った証拠なのかも知れません。

もうちょとだけ頑張るか!家族のためにも。

いえ、いえ自分のためですよ。




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