故事・ことわざ『友情・恋愛』 |
『友情・恋愛』に関連している故事・ことわざ−その1 |
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友情・恋愛に関連している『故事・ことわざ』その1 |
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1.『愛想も小想も尽き果てる』 あいそもこそもつきはてる 意味−愛情や好意がすっかりなくなって、嫌になってしまうこと。 注釈−「小想」は「愛想」の意を強め語調を整えるために添えたことば。 |
2.『愛は惜しみなく与う』 あいはおしみなくあたう トルストイのことばより 意味−愛していれば、全てを与えても惜しくはないということ。 注釈−この言葉をもじって有島武郎が「惜しみなく愛は奪う」という論評の題にした。 |
3.『秋風が立つ』 あきかぜがたつ 意味−男女間の愛情が冷めることの例え。 注釈−「秋」に「飽き」をかけたことば。 類語−「秋風が吹く」 |
4.『秋の扇』 あきのおうぎ 意味−男に見捨てられた女の例え。 注釈−夏には重宝に使われていた扇も、秋になった途端見捨てられるの意で、中国漢の成帝に寵愛を受けた班しょうよという女性が、成帝に顧みられなくなったことを秋の扇に例えて嘆きの詩を詠んだという故事から。 |
5.『痘痕も靨』 あばたもえくぼ 意味−惚れたよく目で見ると、相手のどんな欠点でも長所に見えるということ。 注釈−愛する者にとっては相手の天然痘の痕(あと)の痘痕ですら、可愛いえくぼに見えるの意。 類語−「惚れた欲目」、「屋烏の愛」 英語−Love covers many infirmities.(愛は多くの欠点を隠す) |
6.『磯の鮑の片思い』 いそのあわびのかたおもい 意味−片思いを洒落ていう言葉。 注釈−磯にいる鮑は、一枚貝であることから、片方だけが一方的に恋をする『片思い』の片にかけていったもの。 |
7.『縁は異なもの味なもの』 えんはいなものあじのもの いろはがるた 意味−男女の巡り会いや結びつきというものは、予測のつかない誠に不思議なもの、おもしろいものだということ。 注釈−『縁は異なもの』、『縁は味なもの』と切り離した形でもいう。 英語−Marriage is made in heaven.(結婚は天が定めること) |
8.『お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ』 おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ 意味−恋の病は、薬や温泉でも治せないという例え。 注釈−関西では、『草津の湯』が『有馬の湯』になる 英語−No herb will cure love.(恋の病に効く薬草なし) |
9.『屋烏の愛』 おくうのあい 尚書大伝(しょうしょだいでん)より 意味−深く人を愛すると、その人に関係する全てのものに愛情が及ぶことの例え。 注釈−不吉で嫌われる烏でも、愛する人の家の屋根に止まった烏なら、愛らしく感じられるようになるの意。 類語−『痘痕も靨』、『惚れた欲目』 |
10.『肝胆相照らす』 かんたんあいてらす 意味−互いに心の奥底から打ち明けて理解し合い、親しく交わること。 注釈−『肝胆』は肝臓と胆嚢(たんのう)のことから転じて、心の奥底・真心の意。互いに心の奥底まで照らし合って交わることから。 |
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