故事・ことわざ『結婚式』

『結婚式』に関連している故事・ことわざ−その1

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
場面別の『故事・ことわざ集』
出産 入学式・卒業式 成人式 友情・恋愛 結婚式
入社・退職 歓送迎会 会議・朝礼 誕生日・記念日 葬式

スポンサードリンク

結婚式に関連している『故事・ことわざ』その1

2ページ目へ 3ページ目
1.『合縁奇縁』『相縁奇縁』 あいえんきえん

意味−人と人との気心が合う合わないということは、全てこの世の不思議な因縁によるということ。

注釈−「縁」は、巡り合わせのい。「合縁」は、気心の合う縁、「奇縁」は、奇(く)しき縁の意。

2.『愛は惜しみなく与う』 あいはおしみなくあたう  トルストイのことばより

意味−愛していれば、全てを与えても惜しくはないということ。

注釈−この言葉をもじって有島武郎が「惜しみなく愛は奪う」という論評の題にした。

3.『愛は小出しにせよ』 あいはこだしにせよ

意味−人を愛するのは、少しづつ長く続けるのがよいということ。

英語−Love me little,love me long.

4.『青い鳥』 あおいとり メーテルリンクの童話劇『青い鳥』より

意味−身近にありながら築かない幸せや幸福をもたらすものの例え。

注釈−チルチルミチルが夢の中で、幸福を招くという「青い鳥」を探し求めていたが、実は自分たちの家の鳥かごの中にいたという。

5.『鴛鴦の契り』 えんおうのちぎり

意味−きわめて夫婦仲の良いこと。また、仲むつまじい夫婦の関係を結ぶこと。

注釈−『鴛鴦』は、おしどりのことで、「鴛」がオス、「鴦」がメスでいつも雄雌が寄り添っていて離れないことから、「鴛鴦の契りを結ぶ」と使う。

類語−「比翼連理」ひよくれんり

6.『縁は異なもの味なもの』 えんはいなものあじのもの  いろはがるた

意味−男女の巡り会いや結びつきというものは、予測のつかない誠に不思議なもの、おもしろいものだということ。

注釈−『縁は異なもの』、『縁は味なもの』と切り離した形でもいう。

英語−Marriage is made in heaven.(結婚は天が定めること)

7.『屋烏の愛』 おくうのあい  尚書大伝(しょうしょだいでん)より

意味−深く人を愛すると、その人に関係する全てのものに愛情が及ぶことの例え。

注釈−不吉で嫌われる烏でも、愛する人の家の屋根に止まった烏なら、愛らしく感じられるようになるの意。

類語−『痘痕も靨』、『惚れた欲目』

8.『おまえ百までわしゃ九十九まで』 おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで

意味−夫婦が仲良くとも似長生きしてくらそうということ。

注釈−「お前」は、夫、、「わしゃ」は妻のことで、このあとに「共に白髪の生えるまで」と続く。

9.『偕老同穴』 かいろうどうけつ

意味−夫婦の契りの堅いこと。また夫婦仲むつまじきことの例え。

注釈−生きては偕(とも)に老い、死しては同じ墓穴に葬らるれるの意。「詩経」の「子と同じくせん」と「死しては即ち穴を同じくせん」という、二つの言葉から作られた言葉。
なお、深海に住む海綿動物の「偕老同穴」は、その体内に雌雄のエビ(どうけつえび)が住みついて、生涯を共にすることからこの名前が付けられたもの。
そのかご状の骨格から西洋では「ビーナスの花籠と呼ばれる。(Venus`s-flower-basket)

古川柳−偕老別穴のかたらいで後家つくり
10.『華燭の典』 かしょくのてん

意味−婚礼・結婚式のこと。

注釈−「華燭」は、婚礼の席の華やかなともしび。「典」は、礼・儀式のこと。


TOP PAGE  ページの先頭へ  2ページ目  3ページ目
Copyright (C) 海が大好き! All Rights Reserved