故事・ことわざ『入学式・卒業式』 |
『入学式・卒業式』に関連している故事・ことわざ−その1 |
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場面別の『故事・ことわざ集』 |
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入学式・卒業式に関連している『故事・ことわざ』その1 |
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01.『浅い川も深く渡れ』 あさいかわもふかくわたれ 意味−物事をする時は、どんなささいなことでも注意して、けして油断してはならないという戒め。 注釈−浅い川でも深い川と同じように考えて気を配って渡れという意。 類語−「石橋を叩いて渡る」、「年には念を入れよ」 |
02.『麻の中の蓬』 あさのなかのよもぎ 荀子(じゅんし)のことばより 意味−良い人間と付き合えば、その人間に感化されて、誰もが良い人間になるということ。 注釈−まっすぐ生え育つ麻の中で一緒に育てば、曲がりやすい蓬も麻の影響を受けて、まっすぐに伸び育つの意から。 「麻中(まちゅう)の蓬」、「麻につるる蓬」ともいう。 類句−「善悪は友による」 英語−Keep good men company and shall be of the number.(善人と付き合えばその仲間になれる) |
03.『過ちては改らたむるに憚ることなか勿れ』 あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ 論語より 意味−過ちを犯したと思ったら、体裁や体面などに囚われずに、すぐさま改めるべきだということ。 英語−it is never too late to mend.(改めるのに遅すぎるということはない) |
04.『石に立つ矢』 いしにたつや 史記より 意味−心を込めてやれば、何事も出来ないということはないという例え。 注釈−中国漢の李広(りこう)という武将が大石を虎と見誤って、一心に矢を射たところ、刺さるはずのない大石に矢が刺さったという故事がある。 類語−「思う念力、岩をも徹す」 古川柳に「石曰(いわ)く虎と見られて不慮な怪我」というのがある。 |
05.『急がば回れ』 いそがばまわれ 意味−急を要することは、一見時間がかかるように見えても、安全で確実にする方が結局は早く目的に到達出来るということ。 注釈−急ぐ時には、危険な近道をするよりも少々遠回りでも、危険のない道を行く方が結局は早く着くの意。 類語−「近道は遠い道」、「急いでは事を仕損じる」、「急ぎの文は静かに書け」、「走ればつまずく」 英語−Make haste slowly.(ゆっくり急げ) |
06.『一日一字を学べば三百六十字』−いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ 意味−例え少しずつでも毎日怠らずに勉強を続ければ、積もりに積もって大きな成果につながるということ。 英語−A man may learn wit every day.(一は毎日利口になりうる) |
07.『一念、天に通ず』 いちねん、てんにつうず 意味−成し遂げんようという固い決意さえあれば、その意志は天に通じ、必ず成し遂げることができるということ。 類語−「蟻の思いも天に届く」、「思う念力、岩をも徹す」 英語−Care and diligence bring luck.(専心と勤勉が運を運ぶ) |
08.『一を聞いて十を知る』 いちをきいてじゅうをしる 論語より 意味−才知のきわめて優れている例え。 注釈−たった一つのことを聞いて十のことを知ることができる。わずかなことを聞いて、多くのことを知り得るの意。 類語−「一を聞いて十を悟る」、「一事を聞いて十事を知る」 英語−A word a wise man is enough.(賢い人には一言で足りる) |
09.『学問に王道無な』 がくもんにおうどうなし 意味−学問というものは、一つ一つ積み重ねていくことでのみ習得出来るもの。努力なしに手軽に身につける特別な方法などはないということ。 注釈−学問には、王様のための特別な道などナイの意で、エジプト王がユークリッドに幾何学を簡単に学べないかと尋ねた時に、ユークリッドが、「幾何学に王道なし」と答えたという故事。 類語−「学問に近道なし」 英語−there is no royal road to learning. |
10.『学問に近道なし』 がくもんにちかみちなし 意味−学問には順序立てて学ぶもので、手っ取り早く学べる速成法、つまり近道などはないということ。 類語−「学問に王道なし」 |
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