故事・ことわざ『結婚式』

『結婚式』に関連している故事・ことわざ−その2

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結婚式に関連している『故事・ことわざ』その2

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11.『琴瑟、相和す』  きんしつあいわす  詩経(しきょう)より

意味−夫婦仲のきわめてむつまじい例え。

注釈−「瑟」は、二十五弦などの大琴のこと。琴と大琴とは、合奏すると音が良く調和することから。

類語−「比翼連理」、「鴛鴦の契り」

12.『金的を射落とす』 きんてきをいおとす  「金的を射当てる」ともいう

意味−素晴らしいものや幸運を自分のものにすることの例え。

注釈−「金的」は、弓術で使う金色の的のこと。直径1センチほどの小さな範囲なので、射落とすことが大変難しい。

13.『形影、相伴う』 けいえいあいともなう

意味−夫婦など一組の男女がいつも一緒で、きわめて仲むつまじいこと。

注釈−「相伴う」は、いつも一緒にいる意。形とその影が離れることなく、常に一緒にいるの意。

類語−影の形に随うが如し

英語−They are clove and orange.(2人は丁字(ちょうじ)とオレンジの仲。

14.『月下氷人』 げっかひょうじん

意味−結婚の仲人、媒酌人のこと。

注釈−「月下老人」と「氷人」との合成語。「月下老人」は、中国唐のい韋固(いご)が、月の明るい夜に赤い縄で男女の縁を結ぶという老人に出会い、その老人の予言通り、後に結婚をしたという故事から。
一方、「氷人」は、晋(しん)のこさく狐策(こさく)が氷上に立ち、氷の下の人と話をする夢を見たため、索たんという占い師に夢判断をしてもらうと、結婚の取り持ちをする前兆だと占われて、その通りに後日取り持ちをする結果になったという故事から。
この二つの故事が合成されて一語化したもの。

15.『三国一』 さんごくいち

意味−天下第一ということ。

注釈−「三国」は、日本・唐・(中国)・天竺(てんじく)(インド)の3つの国の意。昔の人は、この三国を全世界として考えていたことから。なお、「三国一」は富士山の異称でもある。

16.『三拝九拝』 さんぱいきゅうはい

意味−何度も何度も丁寧にお辞儀をすること。転じて、何度も頭を下げて人にものを頼むこと。
「三拝九拝をして頼み込む」と使う。

17.『父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し』 ちちのおんはやまよりもたかく、ははのおんはうみよりもふかし  童子教(どうしきょう)より

意味−父母から受けた恩のありがたさ、すばらしさを大きく高い山と広く深い海に例えた言葉。

注釈−「父母の恩は山よりも高く海よりも深し」ともいう。

18.『亭主関白』 ていしゅかんぱく

意味−家の中で亭主が絶対的権力を握っていることの例え。

注釈−「関白」は、関(あずかり)白(もう)すの意。昔、天皇を助けて政治を行った重職のこと。
「亭主関白の位、かかあ嬶左右衛門じょう尉)かかあさえもんのじょう)などともいう。

古川柳−亭主の理屈俺をなんだと思う

19.『手の舞い、足の踏むところを知らず』 てのまい、あしのふむところをしらず  礼記(らいき)より

意味−余りのうれしさに飛び上がって、踊り出すほど、大喜びをすること。

英語−He thinks that the ground carrles him not.(足下に地面を感じない)

20.『天衣無縫』 てんいむほう  霊怪録(れいかいろく)より

意味−まるで飾り気も邪気もないこと。また詩文などにわざとらしい技巧を凝らした跡がなく、のびのびとして美しく完璧(かんぺき)であること。

注釈−天人の衣には、縫い目のような手を加えた跡がないの意。

類語−天真爛漫(てんしんらんまん)


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