故事・ことわざ『入学式・卒業式』

『入学式・卒業式』に関連している「故事・ことわざ」その2

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入学式・卒業式に関連している『故事・ことわざ』その2

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11.『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』 きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ

意味−知らないことを人に聞くのは、ほんの一時の恥で済むけれども、聞かないでいれば、知らないままに一生恥ずかしい思いをして過ごすことになる。知らないことは恥ずかしがらずに、積極的に質問した方が身のためだということ。

類語−「問うは一端の恥問わぬは末代の恥」

12.『今日出来ることを明日まで延ばすな』 きょうできることをあすまでのばすな

意味−直ぐにやれば出来ることを、明日やる、明日といって、一日延ばしにしていると、いつまでたっても出来ない。だから思いついたら直ぐにやれということ。

類語−「川越して宿をとれ」

英語−Never put off till tomorrow what you can do today .

13.『後悔、先に立たず』 こうかいさきにたたず

意味−事が終わった後でいくら悔やんでみても、すでにどうにもならない。だから、後悔しないように事前に十分注意せよということ。

英語−Repentance comes too late.(後悔はあまりにも遅く来る)

14.『好機、逸すべからず』 こうきいつすべからず

意味−チャンスはそうあるものではない。だから、、巡ってきた絶好の機会を逃さないようにせよということ。

類語−「奇貨、居くべし」

英語−Strike while tha iron is hot.(鉄は熱いうちに打て)
Make hay while the sun shines.(太陽の照っているうちに干し草を作れ)

15.『少年よ大志を抱け』 しょうねんよたいしをいだけ

意味−若者達よ、大きな志を持って世の中に飛躍せよ!という、前途洋々たる若者達に向かって言う励ましのことば。

注釈−札幌農学校の教頭だったアメリカ人のクラーク博士が学校を去る時に、教え子達に残したことば。

英語−Boys be ambitious.

16.『初心忘るべからず』 しょしんわするべからず 世阿弥のことばより

意味−何事もそれを始めた時の真剣な心構えや決意をいつまでも忘れるなと言うこと。

注釈−物事に慣れて、怠け心っを起こしたり、自惚れたりすることをいさめることば。

17.『青雲の志』 せいうんのこころざし 王勃(おうぼつ)

意味−立身出世して、高い地位に登ろうとする大いなる志のこと。

注釈−「青雲」は、高い青空から転じて、高い地位の意。

古川柳−「青雲はまず赤心をこころざせ」

18.『切磋琢磨』 せっさたくま  詩経より

意味−懸命に努力して、勉励すること。また、一つ志を持つものが、互いに励まし合い努力し合って、競争すること。

注釈−「切磋」は、骨や象牙を切ったり磨いたりすること。「琢磨」は、玉や石を刻んだり磨いたりするの意。

19.『玉磨かざれば光なし』 たまみがかざればひかりなし

意味−どんなに素晴らしい才能や素質を持っていようとも、努力をして自分を錬磨しなければ、その才能や素質を生かすことは出来ないということ。

注釈−いかに美しい玉でも、掘り出したまま磨かなければ光を放たないという意。

類語−「玉磨かざれば、器を成さず」

英語−An uncut gem does not sparkle.(磨いてない宝石は輝かない)

20.『知者は惑わず勇者は懼れず』 ちしゃはまどわずゆうしゃはおそれず  論語より

意味−真に物事を知っているものは判断力が優れているから迷うことはない。また真に勇気あるものは信念に従い、自信を持って行動するから、何も恐れることがないということ。

古川柳−「知者は惑わず借金を踏み倒し」



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