鹿を逐う者は山を見ず

しかをおうものはやまをみず

場面別の故事・ことわざ集

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【さ行】故事・ことわざ
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【故事・ことわざ辞典】

『鹿を逐う者は山を見ず』　しかをおうものはやまをみず

意味：

目前の利益を得ることに汲々（きゅうきゅう）としている者には、他の物事を顧みる余裕がなく、周囲の情勢や事の道理を理解することが出来ないというたとえ。

注釈：

山で鹿を追いかけることに夢中になっている者は、獲物にばかり気を取られて山全体を見ることが出来ないという意から。「鹿を逐う猟師は山を見ず」ともいう。

類句：

対句：

古川柳：

「鹿を追う猟師は山を向こう見ず」

英語：

Zeal is a bad servant.（熱中は悪しき召使いである）

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