故事・ことわざ 『明日ありと思う心の仇桜』

あすありとおもうこころのあだざくら
スポンサードリンク

【故事・ことわざ辞典】

『明日ありと思う心の仇桜』　　あすありとおもうこころのあだざくら


意味：

明日はどうなるかわからないという、人の世の無常、はかなさを説いたことば。


注釈：

親鸞上人の詠んだ和歌で、下句は「夜半に嵐の吹かぬものかは」と続く。
明日もまた桜は美しく咲いているだろうと安心していると、夜中に嵐が吹いて散ってしまうかもしれないという意から。


類句：

「諸行無常」、「世の中は三日見ぬ間の桜かな」、「無常迅速 」


反意語：

「明日は明日の風が吹く」、「明日のことは明日案じよ」


英語：

Never put off till tomorrow what you can do today.
TOP PAGE　　あ行TOPにBACK
Copyright (C) 海が大好き！ All Rights Reserved